シャープ、エコハウスで節電実験を開始

　シャープ（大阪市阿倍野区）は６月８日、電力消費の最小化と、住空間の快適性を両立させる技術の実証実験を月内に、開始すると発表した。

　今回の実験は、同社の「グリーンフロント堺」内に建設した「シャープ・エコハウス」で行う。同社の最新省エネ家電を住宅エネルギー管理システム「ＨＥＭＳ」でネットワーク化し、テレビやタブレット端末で、各家電機器の電力消費などを確認できるようにすることでの節電効果や、ＬＥＤ照明による節電効果と快適性の検証を行う。

　また、太陽電池、蓄電池の電力と家電機器の消費電力量を、ＨＥＭＳを用いて最適に制御する技術の検証や、「インテリジェントパワーコンディショナ」と連携して電気自動車用バッテリーを家庭用の蓄電池として利用する技術も導入、検証する。