インテリックスがホテル事業　客室と住戸が共存する宿泊施設を福岡にオープン

　中古マンション再生流通事業を手がけるインテリックス（東京都渋谷区）はこのほど、同社グループ初のホテル事業として「ｍｏｎｔａｎ ＨＡＫＡＴＡ（モンタン ハカタ）」を福岡市博多区に開業した。

　築３０年の共同住宅を、同一フロア内に客室と賃貸住宅が共存するようにリノベーションした宿泊施設で、１階共用部には地域住民も利用できるコミュニティスペースを用意。「暮らすように泊まり、友のように語る」をコンセプトに、地域暮らしの体験や人々との交流がはかれる場として提供する。

montan HAKATA（モンタン ハカタ）

　また、客室の価格設定を抑え、さまざまなタイプの部屋を用意することでアジア圏からのグループ旅行客のニーズに対応。民泊で散見される近隣トラブル等の諸問題については、ホテルが備える管理機能によって解決するという。

　今後は、同社が提供する不動産小口化商品「アセットシェアリング」シリーズとして販売予定。