大和ハウス工業とナスタ、既存戸建住宅向け新型宅配ボックスを共同開発

　大和ハウス工業（大阪市北区）とナスタ（東京都港区）は、新型宅配ボックス「Ｄ’ｓ ｂｏｘ（ディーズボックス）」を共同開発し、大和ハウス工業が１０月１日から既存戸建住宅オーナー向けに発売する。

　同製品は、両社と日本郵便（東京都千代田区）の３社による宅配ボックス普及促進への取り組みの一環として展開するもの。今年２月には、第１弾として新型宅配ボックス「Ｑｕａｌ－Ｄｂｏｘ（クォール・ディーボックス）」を共同開発し、大和ハウス工業の新築戸建住宅に導入した。

　第２弾となる「Ｄ’ｓ ｂｏｘ」は、「Ｑｕａｌ－Ｄｂｏｘ」で好評だった大型メール便や不在票を安全に受け取れる「メール便対応ポスト」と、荷物の受取・荷物の発送・日本郵便の書留郵便の受け取りが可能な「宅配ボックス」を１台に組み合わせた据置型。電源を用いないため電気工事が不要で、既存戸建住宅にも簡単に設置できる。

　サイズは、幅４５ｃｍ、高さ１００ｃｍ、奥行き４０ｃｍ。カラーは、ダークブラウン、メタリックシルバー、ブラックの３色。販売価格は１２万９６００円（税込、設置費用を除く）。

「Ｄ’ｓ ｂｏｘ」