日本エムテクス(東京都世田谷区)は、CO₂吸収材と高炉スラグを主原料とする新しい無焼成内装タイル「二酸化タイル」を発売する。
空気中の二酸化炭素を吸収する自動販売機「CO₂を食べる自販機」で回収した使用済み吸収材、高炉スラグ、着色に茶殻やコーヒーかすを使った内装用タイルをアサヒ飲料(東京都墨田区)と共同開発。

原料の90%以上が再利用資源で構成されている。無焼成のため、同社算定によれば焼成タイルと比べて原料・製造工程のCO₂排出量を約90%削減、CO₂削減量は16kg/㎡にのぼるとする。
CO₂削減効果の明示が可能で、エコマーク、グリーン購入法、カーボンフットプリント(CFP)などの認証対応も進めている。

カラーバリエーションは自然由来のグリーンティー、コーヒー、プレーンの3種類。
屋内の壁、床に対応。壁用300×300×10mm、床用300×300×12.5mm。

2025年12月11〜12日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される「BAMBOO EXPO24」に実物サンプルを展示予定。
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