LIXIL(東京都品川区)はこのほど、同社公式サイト来訪者66人を対象に「キッチンの大掃除」に関する調査を実施した。年末に行うキッチンの大掃除で掃除する部位としては、レンジフードが84.4%で1位となった。同時に、掃除が特に面倒と感じる部位でもレンジフード(45.2%)がトップとなり、多くの人が苦戦している状況がうかがえる。年末にキッチンの大掃除を「する」「することが多い」と回答した人は70.7%にのぼり、キッチンの大掃除が年末の恒例行事として定着している状況が明確になった。年間を通じての掃除頻度は「年1回程度」が最多で48.5%。寒さが厳しくなる時期に負担が集中する傾向が見られた。
レンジフードの掃除を面倒に感じる理由としては、「油汚れがしつこい」(64.5%)、「手が届きづらい、体勢がつらい」(51.6%)、「掃除に時間がかかる」(43.5%)などが挙がった。特に冬場は油汚れが固まり落としづらくなるため、掃除のハードルが上がっているとみられる。
同社は、年末の負担を軽減するため、寒くなる前に清掃を行うといった対策を推奨している。また、油を約90%捕集する「よごれんフード」や、丸洗い可能な「てまなし排水口付きシンク」など、清掃の負担を軽減するキッチン周辺機器なども提案している。


同調査は、2025年8月4日から8月29日にかけてインターネットで実施した。
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