相続コンサルティング事業を展開するデザインライフ(岡山県岡山市)は9月30日、4~9月に相続コンサルタントフランチャイズ「DL-CONSULTANT」へ加盟した加盟店を対象に「相続コンサル実務研修&システム研修会」を開催した。当日は東京都内の会場に約20人、オンラインで約10人が参加。今回は新規加盟店向けの初期研修に加え、10月公開予定の相続対策シミュレーションシステムの操作研修、さらに加盟店同士の交流を深める懇親会も開いた。

研修会が相続コンサルタントとしての知識習得や情報交換の場になってほしいと語る杉村代表
近年、相続に関する相談は増加傾向にある。背景にある相続登記の義務化や高齢化の進展、空き家問題などの課題に対し、「地域で信頼を得ている工務店が相談の入り口となることにより、顧客との関係性を深める。同時に、リフォーム・建て替え・空き家活用・土地活用といった新たな受注機会を創出できる」(代表・杉村洋介さん)。
同社では、工務店に加え、葬祭業、介護福祉事業者、保険会社・代理店、資産アドバイザー(IFA)・ファイナンシャルプランナー、士業など、幅広い業種との提携を推進。地域における工務店の役割をさらに強化していく方針だ。
今回の研修を皮切りに、同社はさらなる教育プログラムを計画。まず・・・
この記事は新建ハウジング10月30日号10面(2025年10月30日発行)に掲載しています。
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