パナソニック エレクトリックワークス社(大阪府門真市)は、ライフサイクルCO2の排出量低減を目指した照明器具「一体型ベースライト iDシリーズ ライトバー『環境特化タイプ』」を発売した。
「一体型ベースライト iDシリーズ」を生産する新潟工場では、CO2排出量削減、再生可能エネルギーおよびJ-クレジットの活用により「CO2実質ゼロ化」を実現している。
新製品の「環境特化タイプ」は、原材料調達時から生産時、使用時のCO2排出量低減を目指して開発。
カバーの透過性、器具の内部反射などを見直し、業界最高クラスの固有エネルギー消費効率205.9lm/Wを実現したことにより、照明器具のライフサイクルの中でも最もCO2排出量が多い製品使用時のCO2発生を低減する。照明の単体性能においてBEI/L≦0.3を実現している、ZEBの設計にも対応。
さらに、原材料調達および生産時に発生するCO2をJ-クレジット制度を利用してオフセットしたうえで出荷する。
また、ライトバーの形状変更などにより施工性を向上。梱包ラベルの視認性を高めることで、施工現場で最も知りたい明るさタイプや色温度表示が見やすくなった。
光束/消費電力/光色が、6900lm/33.5W/昼白色、6700lm/33.5W/白色、5100lm/24.8W/昼白色、4950lm/24.8W/白色の4機種。
3万9160円〜(税込)。
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