東京・六本木の国立新美術館で6月30日まで、展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験1920s-1970s」が開催されている。
1920年代以降、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエなど多くの建築家が機能的で快適な新しい住まいを探求し、その実験的なビジョンと革新的なアイデアが人々の暮らしを大きく変えていった。
展覧会では、「衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープ」というモダン・ハウスを特徴づける7つに着目。
「傑作」と言われる14邸の住宅を中心に、写真、図面、スケッチ、模型、家具、雑誌、映像を通じて建築家たちの挑戦を多角的に検証する。ミースの未完プロジェクト「ロー・ハウス」の世界初となる原寸大も展示している。
会期:2025年3月19日(水)~6月30日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室1E / 2E(東京・六本木)
観覧料:一般1800円、大学生1000円、高校生500円(税込)
休館日:毎週火曜日(ただし4月29日と5月6日は開館、5月7日は休館)
2025年9月20日〜2026年1月4日までは兵庫県立美術館にて巡回開催の予定。
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