トーコーが粘土瓦用棟換気を一新、二重構造で防水性向上

トーコー（奈良県生駒市）は、約20年のロングセラー商品である粘土瓦用棟換気「優雅」をリニューアルして6月1日に発売する。

新商品の「優雅+（プラス）」は、従来のデフレクターの代わりに換気構造を二重にした「ダブルベンチレーション構造」を採用して台風時にも安心な防水性を確保。デフレクターをなくしたことで、意匠性、施工性、安全性も上がった。
また、換気量（有効開口面積）を従来より10cm²/本多い210cm/本（1Pの場合）に向上。従来製品だと10坪の天井面積に対して2本必要だったが、1本で対応できるようになった。長さ変更により、尺モジュール屋根へのレイアウトも容易になっている。ブラック1色。オプションで防火仕様をラインアップ。

防水性能を高めたダブルベンチレーション構造

換気構造をアッパー（左）とアンダー（右）の二重にした

税込価格は、長さ455mmの「0.5P」が9900円（防火仕様1万4740円）、長さ910mmの「1P」が1万3200円（同1万8040円）。