伊藤忠都市開発、賃貸マンション開発を強化　新築物件が相次ぎ竣工

　伊藤忠都市開発（東京都港区）はこのほど、東京都品川区と世田谷区で開発してきた『クレヴィア』ブランドの新築賃貸マンション２物件を完成させ、入居者募集を開始した。主軸のマンション分譲事業に加え、賃貸マンションの開発も強化している。

　今回竣工したのは、「クレヴィアリグゼ大井町」（１７０戸）、「クレヴィアリグゼ世田谷松陰神社前」（５０戸）の２物件。これらに続き、４月末までに品川エリアで「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」（１０６戸）、「クレヴィアリグゼ北品川」（６１戸）が相次ぎ竣工を迎える。さらに、表参道、門前仲町、雪が谷大塚、日暮里など、賃貸需要が旺盛な利便性の高い立地で事業用地を取得して計画を進めており、２０２０年度以降年間５００戸の供給を目指している。

　同社は今後、賃貸マンションと分譲マンションの双方の開発事業で快適性や機能性を追求した付加価値の高い住まいを提供する。

「クレヴィアリグゼ大井町」（左）と「クレヴィアリグゼ世田谷松陰神社前」（右）

※３月９日に発表者から訂正がありました。
　【訂正前】２０００年度以降年間５００戸
　【訂正後】２０２０年度以降年間５００戸