コアー建築工房(大阪府堺市)は7月9日、大阪市立新北島中学校で出前授業を実施した。大阪市教育委員会事務局総合教育センターが主催するキャリア教育の一環で、社長の谷直人さん、常務の千原徹さんが生徒を前に、住まいや暮らしについて話した。

授業を熱心に聞く生徒ら
今回の取り組みでは「住まい」を通じ、生徒が自分の生き方を考え、情報活用力や問題解決力などを育む目的で実施された。授業は3限目、4限目にわたって行われ、谷さんは日本の住まいの変化とその背景、木造住宅の魅力などを説明し「心豊かに暮らすとはどういうことか」という問いを投げかけた。
千原さんは、自然の動きと調査する住まいのあり方を教えながら、方眼紙を使った間取りづくりのワークを行った。最後には「未来の間取り図をつくろう!」という課題を出題。次回9月11日の出前授業でできた課題を発表する。谷さんは「将来の住まいを考えることで豊かさや幸せに関する気づきを得てほしい」と話す。
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