mign(マイン、東京都渋谷区)は、AI技術を活用して2枚の静止画を数分で動画に自動生成する「morphix(モーフィクス)」をリリースした。図面だけでは伝えることが難しい“建築の表情”を伝える。
「morphix」は、昼夜など時間帯の異なる建築写真を2枚アップロードするだけで、AIが光の入り方や陰影、照明の灯り方を推定し、その変化を補完・解析。数秒の滑らかな映像として再構築する。「時間とともに変わる印象」を視覚的に伝えることができるので、建築設計のプレゼン資料や住宅の販促コンテンツで活用すれば、顧客やクライアントの理解度をより高めることができる。
動画は高解像度で出力されるので、提案資料やWebサイト、モニター展示などにもすぐ利用できる。

日中の居住空間(左)と夜間の居住空間。この2枚を使って動画を生成する。動画は同社ホームページで閲覧可能
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