パナソニック アーキスケルトンデザイン(大阪府門真市)は、 耐震住宅工法・テクノストラクチャーを扱う住宅会社・工務店約380社からなるパナソニックビルダーズグループ向けのサービスを拡充。加盟店向けに、高性能住宅のメリットを見える化する、パッシブ設計手法を用いたソリューションメニューの提供を1月22日に開始した。
住宅会社・工務店の営業支援として、「敷地日照シミュレーション」「建物日射シミュレーション」「室温・光熱費シミュレーション」の3種類のパッシブ設計シミュレーションメニューを用意した。
「敷地日照シミュレーション」では、周辺環境と季節ごとの太陽の軌道を考慮し、敷地の日照状況を見える化したデータを提供。冬至のシミュレーションプランをもとに、敷地のどの場所にどの部屋を配置するのがおすすめかを示したゾーニング提案も行う。

左:敷地日照シミュレーションのイメージ、右:シミュレーションをもとにしたゾーニング提案イメージ
「建物日射シミュレーション」では、検討中のプランで十分な日当たりが確保できるかを見える化。夏至の日射状況をシミュレーションすることで日差しが入りにくい状況を確認、シミュレーション結果をもとに窓の位置・サイズ変更まで提案する。

左:夏至の日射シミュレーションイメージ、右:シミュレーションをもとにした日射についての提案イメージ
「室温・光熱費シミュレーション」では、快適性と光熱費を数字で見える化する。これにより、住んでからのメリットをわかりやすく伝え、顧客の納得感と提案の質を上げることができるとする。

左:断熱仕様による室温の比較イメージ、右:年間光熱費のシミュレーションイメージ
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