木材利用推進中央協議会(東京都千代田区)は6月9日、2025年度「木材利用推進コンクール」の募集を開始した。応募期間は7月14日まで。
同協議会は、木材利用の促進を目的に1993年からコンクールを開催。特色のある木造施設等が対象の「優良施設部門」と、国産材利用に積極的に取り組む企業が対象の「国産材利用推進部門」の2部門で構成され、優れた作品・企業を表彰する。
「優良施設部門」では、2021年度~2025年6月までに建設された学校や住宅団地、病院等の「木造建築物、内装木質化施設」、公園遊具や土木施設等の「街づくり施設」を募集。
「国産材利用推進部門」では、国産材製品の生産や販売、流通を通じて利用拡大に取り組む製材、集成材、合板、建材、流通、プレカット事業者等の川中企業や、国産材を多く利用するとともに普及啓発等の利用拡大に取り組む住宅メーカー、ゼネコン、施主等の川下企業の事例を募集する。2024年(または2024年度)の取り組みが対象。
受賞作品等は『写真で見る「木」の施設』木造事例集やカレンダーなどに掲載する。
■関連記事
木材利用推進コンクール、国土交通大臣賞にAQ Group本社屋
木材利用推進コンクール募集開始 国産材利用に積極的な企業も表彰
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。