VS.共同事業体(トータルメディア開発研究所・野村卓也事務所)は、建築家・安藤忠雄さんの展覧会「安藤忠雄展|青春」をグラングリーン大阪・VS.(ヴイエス、大阪市北区)にて開催する。会期は3月20日から7月21日まで。

Photo Kazumi Kurigami
会場は「挑戦の軌跡」と「安藤忠雄の現在」の2つのゾーンで構成。「挑戦の軌跡」では、住宅から祈りの空間・美術館などの文化施設に至る、これまでの安藤さんの代表作の全てを紹介。「安藤忠雄の現在」では、現在の仕事を「直島の一連のプロジェクト」のような長期スパンの作品から、「ブルス・ドゥ・コメルス」などの歴史的建造物の再生プロジェクト、「こども本の森」など社会貢献プロジェクトまでを紹介する。
天井高15mを活かした映像空間で代表作品をヴァーチャル体験できるほか、初期代表作「水の教会」を原寸サイズで再現。また、直島(香川県)での37年の軌跡を、模型と映像音楽で体感できる。
1941年大阪生まれの安藤忠雄さんは、独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所設立し建築設計活動を開始。「住吉の長屋」で日本建築学会賞(1979年)を受賞以降、既成概念にとらわれない斬新な建築作品が国内外で高く評価され、プリツカー賞や文化勲章、 フランスレジオン・ドヌール勲章コマンドゥールなど多数受賞している。
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