サンワカンパニー、新型コロナ対策でイベント自粛　時差出勤も

サンワカンパニー（大阪市北区）は2月27日、新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大防止と顧客および従業員やその家族の安全確保のため、イベントの中止・延期、全従業員の時差出勤などを実施すると発表した。

3月までに同社が開催予定の多人数参加型のイベントは、SR等の場所貸しを含め中止または延期を決定。また全従業員を対象に、時差出勤を推奨する。中国・台湾・韓国への渡航については、出張・プライベートともに禁止とし、その他の国も自粛を推奨。国内出張においても自粛を推奨し、空港や駅などの利用を回避するとした。その他、手洗い・消毒を徹底するなど社内衛生を強化。接客スタッフのマスク着用を義務付け、37.5度以上の発熱には特別休暇が付与される。

同社が4月に出展予定の「ミラノサローネ国際家具見本市」は、新型コロナウイルスの影響で6月16日～21日に延期が決定。現時点での同社出展内容に変更はないという。