日鉄興和不動産、マンションMaaSの実験を開始

日鉄興和不動産（東京都港区）は、開発した分譲マンション「リビオシティ・ルネ葛西（2019年8月竣工・総戸数439戸）」において2月21日より、マンション向けMaaS（オンデマンドモビリティ）「FRECRU（フリクル）」の実験を開始する。

今回の実験の運行システムには、MONET Technologies（東京都港区）の配車プラットフォームと乗車予約ができるスマホアプリを利用する。同社は、MONETが設立した「MONETコンソーシアム」に2019年6月より加入しており、今回の実験実施はMONETコンソーシアム発の取り組みとなる。実験の目的は、「マンション向けMaaSの利用ニーズや行き先」「MaaSの導入によるマンション向けモビリティの採算性向上」「マンション向けMaaSの最適オペレーション」を検証することである。なお、利用料は300円/回（シャトル運行時は200円/回）、いずれも小学生以下無料。

「FRECRU」車両