JBNガイドライン活用
「北海道方式」全国への水平展開も視野
「熟練した大工が引退したら、後を担う若手大工がいない」という不安を感じている工務店は少なくない。そんな中、北海道では、地域工務店でつくる団体が、地元のポリテクセンター(職業能力開発促進センター)と連携しながら、若い大工を育てる活動が行われている。1社ではできない取り組みにより、しっかりとした基礎知識・技術を身につけ、やがては地域の家づくりの将来をしょって立つ大工を育て、増やしていく狙いだ。
ポリテクセンター北海道(札幌市)では、2018年から、JBN・全国工務店協会の大工育成プロジェクトに参加する北海道ビルダーズ協会(260社、武部豊樹代表理事)の加盟工務店の若手大工を対象に「見習い大工育成研修」を月2回のペースで実施している。同研修では、代表理事の武部さんが中心になってまとめた「JBN大工育成ガイドライン」に基づく育成プログラムを活用。参加者は、道具・工具の取り扱いから、軸組加工、建て方、断熱・気密施工などまで習得できる。
大工の育成は、・・・・
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