レガシィ(三重県四日市市)は、「LEGACY現場塾 キックオフ研修」を、7月17日にTKP名駅桜通口カンファレンスセンター(名古屋市)にて開催する。
当日は、全国で住宅インスペクターとして活躍する住まいと土地の総合相談センター代表・市村崇氏が登壇。基礎・構造・防水など不具事例について確認することで、自社の施工のあり方を見直すことができる。参加費用は3万円。研修会後の懇親会費は5000円。
「現場塾」では、改善を図る企業に向け4回の研修を実施。「基礎工事全般」「木工事前半(構造・下地)・断熱工事・防水全般」「木工事後半・設備工事全般」「竣工内容全般」について、それぞれ講義と実際の現場で学ぶことができる。自社仕様に合わせた施工マニュアルの作成と運用をめざす。同研修はハウスクラフト(三重県菰野町)の現場を使用するため、四日市か鈴鹿で開催予定。
民法改正により契約不適合責任が新たに規定されるなど、住宅業界を取り巻く環境は厳しさを増している。同社では、認識違いによる施工不良や根拠のない仕様などの改善を図ることで会社と顧客を守るとともに、プロモーションにもつなげられるよう検討していくという。
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