一般社団法人古民家活用推進協会(東京都港区)は、2019年5月に古民家を活用した移住促進事業「古民家『結』プロジェクト」をスタートさせる。
同プロジェクトは、古民家を利用したい個人や法人から出資を募り、その出資金で改修を実施。出資者には改修した古民家を5年間利用できる権利が付与される。古民家を使った地域間交流を促進することで、出資者の移住やに地域居住を進める。
場所は神奈川県真鶴町や宮崎県日向市など5~6カ所で、すでに自治体と連携し改修計画が進んでいる。
全国古民家活用推進協会(本部:アステティックジャパン)が本部機能を持ち、古民家活用推進協会が事務局を担う。プロジェクトに参加する場合、個人1口20万円で4口以上、法人は8口以上の会費を支払うことで正会員になることができる。全体で1億2000万円を目標としている。会員になると、1年間の古民家リフォームスクール参加と4年間の古民家宿泊体験ができる。5年を過ぎると、基本、古民家を元の所有者に返すことになっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。