京都府の木材業者・建材店・工務店で構成される、京都くらし方研究会(京都府向日市)は、京都市西京区で、地元工務店6社が協働により京都府内産木材を構造体・内外装に活用し、採光・風通しなど、地域の気候風土に適合させたまちづくりの体験会を12月1日・2日に開催する。
外観は、地域に建ち並んでいた、街道型の町屋住宅をモチーフにしたデザインに統一。地域の街並みの再生を図る。材料は、建築時のCO2削減、地産地消、地域林業の活性化、住宅の長寿命化、健康配慮などから、京都府内産木材を構造体、内装、外装の一部に活用している。
京都府内では、間口が狭く奥行きが長い敷地が多いため、敷地への車の出入りと人の動きが重なることが多い。再生された区画は、建物裏側に共有のガレージスペースを設け、車と人の出入りを分けることが可能な区画づくりがされた。
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