国土交通省は、2007年の都道府県地価調査に基づく地価動向を発表した。住宅地の地価は、全国平均では、06年比0.7%の下落とほぼ横ばいだったが、三大都市圏全体の平均は2年連続で上昇した。上昇幅も06年0.4%から4%に拡大した。
各圏域別でも、東京圏は2年連続上昇で上昇幅も拡大、大阪圏は横ばいから上昇、名古屋圏は下落から上昇に転じた。ただ、地方圏は下落幅は縮小したものの、依然として下落地点が大半を占めており、選別的な動きが加速しているようだ。
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