静岡県内の地域工務店が結成した遠州田園住宅協同組合(小池一三代表理事)は「里山のある町角in宇刈」のプロジェクト名で、里山暮らしをコンセプトとした敷地分譲計画を袋井市で進めている。6月中旬には、同プロジェクトの計画発表・現地見学会を開催する。
同組合のメンバーはアクトホーム(島田市)、入政建築、キートス、ジェネビル、ラグデザイン(浜松市)、天峰建設、門西建築(袋井市)、松林建設(御前崎市)の8社。建築家やランドスケープデザイナーと協働し、“里山のある町角”の復権を目指す。
同プロジェクトでは、里山を共有物・コモンスペースとし、また隣家との境界もあいまいにするなど、土地の扱いが難しい部分もあることを踏まえ、弁護士や行政書士、土地家屋調査士など法律関係者にも協力を仰いだ。
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歩車分離の土地計画や建物配置のイメージ |
計画発表・現地見学会は6月15日12〜17時、袋井西コミュニティセンターホール(袋井市)にて開催。造成中の現場も見学する。参加費は1人1000円(税込)。申し込みは同プロジェクトのサイトから。
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