シェアハウスは全国に約５０００棟、拡大基調続く　日本シェアハウス連盟調べ

　日本シェアハウス連盟（東京都渋谷区）はこのほど、「シェアハウス市場調査 ２０１９年」を実施し、国内シェアハウスの「棟数・部屋数・ベッド数」「立地状況」などを発表した。全国のシェアハウスの棟数は４８６７。部屋数は５万６２１０、ベッド数は５万９４２５だった。

　シェアハウスはすべての都道府県において立地がみられ、特に東京都を筆頭に、１都３県、大阪・名古屋エリアに集中。東京都内では、２３区へ立地が集中し、さらに世田谷区、杉並区、足立区、板橋区、練馬区など、都心部から離れたエリアを中心に全国物件数の大半が供給されている。

　シェアハウス物件数は全国各地で増加傾向にあり、市場全体で拡大基調が続いているとする。

　調査期間は１月～２月。三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング（東京都港区）協力のもと調査を実施。