「自宅の荷物を預けたい」都市部在住者の４６．８％　ＬＩＦＵＬＬ ＳＰＡＣＥ調べ

　ＬＩＦＵＬＬ ＳＰＡＣＥ（東京都千代田区）は、都市部（関東１都３県、愛知県、関西２府１県）在住者を対象に、「自宅の収納スペースおよび自宅以外に預けるサービスの利用意向」についてアンケート調査を実施した。その結果、調査対象者の約半数を占める４６．８％が「自宅の荷物を自宅以外に預けたいと思ったことがある」ことがわかった。

　貸し倉庫やトランクルーム、ダンボール預かりサービスなど、「自宅の荷物を自宅以外に預けられるサービスを知っているか」質問したところ、「知っている」が８２％にのぼった。利用経験の有無については、「現在利用している」が３．６％、「以前利用したことがある」が５．４％、「知っているが利用したことはない」が７３．０％となった。「知っているが利用したことはない」と回答した人に、このようなサービスを「利用しようと思ったことがあるか」尋ねたところ、「頻繁にある」が２．０％、「たまにある」が２９．７％だった。

　自宅の荷物を自宅以外に預けるサービスを「利用しようと思ったが利用しなかった理由」としては、「思ったより高かった」（５４．９％）が最も多く、「近くに施設自体がなかった」（３７．２％）、「セキュリティに不安があった」（２２．９％）と続いた。

　サービスを「知っているが利用したことはない」人と「知らない」と答えた人に、「今後、利用したいと思うか」質問したところ、３５．３％（「今すぐにも利用したい」（１．０％）、「機会があれば利用したい」（３４．３％））に利用意向がみられた。

　調査対象は、関東１都３県（東京・埼玉・千葉・神奈川）・愛知・関西２府１県（京都・大阪・兵庫）在住の、２０～５９歳の男女２４０３人。５月２９日にＷｅｂアンケートを実施した。