銘建工業(岡山県真庭市)は、真庭市および岡山市(岡山県連携中枢都市圏事業)が2月22日に開催する「CLTセミナー」において建設中の同社社宅を公開し、大版CLTによる新しい建築価値と構造的特徴を紹介する。参加費無料。申込締切は2月16日。
CO2を蓄える木質構造材として注目を集めるCLT(直交集成板)は、鉄骨やRCに代わる次世代建材として大規模建築への活用が進められている。同社は、CLT折版構造を用いた広いピロティ空間を備えた社宅を計画し、四角プロジェクト(銘建工業社宅計画)として展開。木材の温かさとデザイン性を融合させた、社員のウェルビーイング向上にも寄与する“次世代型社宅”を目指している。
セミナーでは、大版CLT・折版構造や空間性、脱炭素経営としての木造化の実例を体感可能。構造ロジックや接合ディテール、耐力の考え方など実践的知見を得られるほか、木の質感による心理効果など「木造×デザイン」の実例に触れることができる。

社宅完成模型
「四角プロジェクト」は、同社社宅と地域に開かれたシェアスペースを備えた複合プロジェクトで、敷地が四角いことから名付けられた。シェアスペースはワークショップやイベント、打ち合わせなどに利用できる多目的な空間で、地域住民や来訪者が気軽に立ち寄る地域交流の拠点として提供。社宅と交流空間を一体的に計画することで、地域とのつながりや日常的な交流が生まれる場づくりを進めていく。
同プロジェクトは、林野庁が推進するCLT建築実証事業の対象として実施。実証例の少なかった木造による開放的なピロティ空間実現への検証を進めている。構造性能・耐火性・接合部強度・施工性などのデータを収集し、CLT建築の実用化に貢献する。成果・報告書は、日本住宅・木材技術センターにて公開中。
セミナー詳細はこちらから。
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