住宅設備機器のインターネット販売を行うミラタップ(大阪市)は2月10日、「ミラタップデザインアワード2024」の受賞作品を発表した。
施工事例部門は、ure合同会社・岩竹俊範さんの「阿品の家」が最優秀賞を受賞した。南側に瀬戸内海や宮島の眺望、北側に林が広がる、落ち着いた環境の築34年の木造住宅を部分改修した作品。既存状態が良く、壁紙の重ね張りや焼杉など仕上げの選定、施工法について検討を重ねた。障子や壁紙が光を柔らかく受け止め、家族3人で暮らす空間に静かな変化をもたらしている。

施工事例部門最優秀賞「阿品の家」
「ミラタップデザインアワード」は、施工事例部門とプロダクトデザイン部門で構成されたコンテストで、今年で9回目。応募総数は両部門合わせて443点だった。施工事例部門の審査員は建築家の藤本壮介さんと永山祐子さん、プロダクトデザイン部門の審査員はプロダクトデザイナーの倉本仁さんと橋田規子さんがつとめた。
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