長谷工アーベストは、このほど「住宅の買い時感」に関するアンケート調査の分析結果を公表した。それによると「買い時感」を示す指数は2010年4月調査よりも下降していた。ただ、1月の調査水準は上回っており、同社では、「住宅の買い時感」は、堅調水準を維持しているとしている。
調査は、同社が首都圏で受託販売したマンションのモデルルームへの来訪者や首都圏に住む同社モニターに対し3カ月ごとに実施しているもので、今回は、7月の参議院選挙前にウェブを使って行った。
買い時だと思う理由では、「金利が低水準」「価格が低水準(価格が下がってきている)」「税制のメリットがある」などが、前回調査に続き上位となった。
また、今回の調査前に消費税率引上げについて大きく報道されたことから、「今後、消費税率の引上げが想定されるから」を理由に上げるケースが大幅に増加した。
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