ネクストは1月14日、「中古住宅購入検討者の意識調査」の結果を発表した。
同調査は、関東1都3県在住で、景気後退が本格化した2007年10月以降に中古住宅を購入した人、もしくは07年9月以前から住宅購入(新築・中古問わず)検討を開始して現在は中古住宅購入を検討している人を対象に行ったもの。
経済状況による住宅購入の計画に生じた変化を聞いたところ、全体の3割強が「特に購入計画に変化はない」と回答。5割強が「条件を変えて検討を続けている」と回答し、「しばらく様子をみることにした」と回答した人は全体の1割にとどまった。同社では、中古住宅については、「購入検討者の中に特に買い控えの意識は広がっておらず、検討者全体の数は、さほど減っていない」としている。
また、「住宅購入を検討(または購入)した理由」では、「今は価格が下がっていて、むしろ買い時」という回答が最も多く、買い控えていない人の30%に達した。「希望にあう物件がありそうだから」も14%と多かった。
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