住宅金融支援機構が民間の住宅ローンを借り入れた人を対象に行った「2008年度第2回民間住宅ローン利用者の実態調査結果」によると、今後1年間の住宅ローン金利の見通しについて、「現在より上昇する」との回答割合が26.6%と、前回調査結果よりも18.3ポイント低下し、先高感が大幅に弱まっていることがわかった。
住宅ローンのタイプ別にみると、「固定期間選択型」が全体の47.4%で最も多かったが、前回調査結果と比べるとほぼ横ばい。2番目に多かった「変動型」は35.3%と、8.8ポイント増加。「全期間固定型」は8.6ポイント低下し17.3%だった。
調査は、ことし7月から10月の間に住宅ローンを使って居住用の住宅を購入した人を対象に実施。回答サンプル数は1047件。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。