誠文堂新光社(東京都文京区)は来年1月10日、289種の木材を写真と共に紹介する『増補改訂 【原色】木材加工面がわかる樹種事典』を刊行する。紹介樹種を54種増やして改訂したもの。
同書の木材見本写真では、300種以上の木材をロクロ加工してきた木工家・河村寿昌氏が木工ロクロで挽いて作った小箱を使用。加工前の木地を含めて1樹種につき4カットを基本とし、小箱の曲面に現れた木肌や杢が鮮明に見える写真を掲載する。
国産材158、外国産材131の合計289種の写真を掲載。樹種ごとに、硬さ(1~10までランク付け)、加工のしやすさ、木目、色、匂いなどの特徴もわかりやすく説明する。河村氏の体験に基づきながら、木材業者や研究者などの感想や研究成果を加味して記述してあるほか、ほとんど流通していない木材や希少な木材などについて入手可能な木材業者も掲載している。
体裁はA5判、304ページ。定価は本体2800円+税。
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