職人不足を解消、短期間で多能工を育成する「リノベーションカレッジ」４月開校

　中古マンション再生流通事業を手掛けるインテリックス（東京都渋谷区）のグループ会社で設計・施工を行うインテリックス空間設計は１月２５日、マルチリノベーター（多能工）を短期間で育成する職人養成学校「リノベーションカレッジ」を、４月１０日に開校すると発表した。

　これまで培ってきたリノベーションのノウハウをマニュアル化し研修プログラムに反映させることで、現場で必要とされる大工・水道・電気等の専門技術を短期間で習得可能とした。効率的に施工・管理を行う新たな職人「マルチリノベーター」を育成し、業界の課題である職人不足の解消と若者・女性の雇用機会の創出をめざすという。

　３ヶ月間の基礎コースで、基礎知識から大工作業・設備工事・プランニング・施工監理まで効率的に学ぶ。また、現場研修も行うため実践力を身につけることができるのも特徴。修了後は同社への社員登用や協力業者への紹介を積極的に行い、就職機会をサポートする。

　受講費用は、基礎コース４５万円（入学金５万円含む）。募集人数は１０名。願書受付は３月１０日まで。３月４日までの毎週土曜日１４時から１６時で説明会を開催する。

カリキュラムとその後のキャリアフロー