設計未経験から「自社設計の軸」を確立
──成長の手応えを実感
朝倉 匡志さん 朝倉建築(愛知県) 設計歴:1年
もともと、現場上がりで設計未経験だった私が、半年間で“設計者の視点”と“住宅提案の軸”を身につけることができたのは、設計塾のおかげです。実例と講評で学ぶ構成は、毎回発見と刺激の連続で、設計に自信が持てるようになりました。「何から設計を始めるべきか」「お客様に納得してもらえる提案とは?」その答えが、ここにあります。
■おすすめしたいポイント
設計で何から手をつけてよいかわからない、間取りが「言われるがまま」になってしまう──そんな設計者にとって設計塾は最適です。講義から「設計のスタート地点」と「納得感ある提案の考え方」がしっかり学べ、自信を持って提案できるようになります。また、立場も経験も異なる塾生同士が切磋琢磨できる環境が、学びを楽しく、深いものにしてくれます。終了後もつながりが続く仲間に出会えることも大きな財産です。
【Before】
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「楽しくなければいい建築はできない」
──設計の本質に触れた半年間
堀越 佳琳さん 増木工務店(埼玉県) 設計歴:5年
設計塾で得た最大の気づきは、「建築の楽しさ」そのものでした。先生の「自分が楽しくなくては、いい建築は作れない」という言葉を胸に、居心地の良い空間づくりや外観デザイン、動線計画など、すべてを楽しみながらプランに落とし込めるようになりました。建築コストの上昇といった縛りが多くなる中でも「限られた中でいかに楽しげなプランを提案できるか」を意識して取り組めています。
■おすすめしたいポイント
経験が浅い若手設計者にこそ、設計塾は強くおすすめします。受講生は職種も年齢も経験もさまざま。そんな仲間との学び合いは、実務では得られない刺激と気づきにあふれています。経験や知識がまだまだ未熟な部分があり、参加することに少し不安がありましたが、多様な価値観に触れ、視野を広げることができた半年間でした。設計に悩むすべての若手にとって、成長のきっかけになる場所です。
【Before】
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「平面図」からの脱却
──空間を豊かにする設計へと進化
大野 慎さん トラスト建設(高知県) 設計歴:5年
「ヒアリングした要望を間取りに落とし込む」だけの設計から脱却できたことが、私にとって設計塾最大の成果です。敷地や環境との関係性、外部の魅力を取り込む工夫、ゾーンで空間を捉える視点など、設計に対するアプローチが一変。平面図に頼らず、断面や屋根を意識した立体的な発想ができるようになり、自己流だった設計にも新たな“ものさし”が加わりました。
■おすすめしたいポイント
一流の講師陣から直接、自分のプランに講評を受けられることが最大の魅力です。厳しくも的確な指摘によって、自分の課題が明確になります。受講生の多様な設計にも触れられるため、自分の視野も大きく広がりました。さらに、飯塚先生が手がけた建物の見学は、図面だけでは得られない体感的な学びにつながります。リアル開催への参加もぜひおすすめしたいです。
【Before】
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「構造から考える設計」への転換
──仕事の質とスピードが向上
中村 健一郎さん 相羽建設(東京都) 設計歴:10年
私はこれまで設計塾に合計3期参加しました。これまでを振り返ると、設計を構造から考えるようになったこと、建築への想いがより強くなったことが受講による大きな変化です。
飯塚先生の「間取りから考えない」という教えを受けて、私も間取りから書きそうになる手を止めて、まずは屋根や架構といった構造的な部分を先に考えて設計を行うようにしました。この設計方法を繰り返し行うことで、受講前よりも良いプランを速く描けるようになりました。さらに、「なぜこのプランなのか」という設計意図を施主に上手く伝えられるようになったと感じています。社内の設計スタッフとも構造という視点で設計改善の議論ができるようになったことも収穫の一つです。
また、 講師の建築家の方々の話、実作や情熱に触れ、 「よい建築をつくることは環境や暮らしを豊かにする」とあらためて感じました。自分もそうありたいという気持ちを強くして、実務の中でもがきながら実践しています。
■おすすめしたいポイント
設計塾の最大の魅力は、飯塚先生をはじめとする一線で活躍する建築家の講評を受けられる点です。特にキャリアを重ねた中堅以上の設計者にとって、率直な意見をもらえる場は貴重です。また、ほかの塾生のプラン講評からも多くの知識を短期間で吸収できます。
【Before】
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<社員を参加させた立場から>
「設計の共通言語」が社内に生まれ、チームの質が一段上へ
小嶋 健二さん アグリトライ(長野県)
社員の「設計の基準」がそろい、社内に設計における“共通言語”が生まれた──これが設計塾の最大の収穫です。教える側の私自身が「設計とは何か」を理解しきれていなかったことにも気づかされました。これからの工務店が求められるのは「性能」以上に「暮らしの提案力」だと私は思います。設計塾は、「暮らしの提案力」を確実に引き上げてくれます。
■おすすめしたいポイント
2025年以降、性能一辺倒では選ばれない時代を迎えています。
顧客が求める「暮らしの質」を提案するには、設計力の底上げが必須です。設計塾では、第一線の講師陣から設計の考え方と具体手法を学び、6回の課題提出で着実にスキルアップできます。さらに講評を通じて「自分が何を考えて設計すべきか」を社員が深く考えるようになったと感じます。
弊社では、設計部全員で講義・講評に参加しました。設計に対する価値観が全体で共有できるようになったことで、チームの設計力が向上し、一体感が生まれました。
