信用調査会社・帝国データバンクによると、戸建て住宅の新築工事や改修工事などを手がけていた杉谷建設(函館市、代表杉谷収氏ほか1名)が、3月末までに事業を停止、自己破産を申請する見通しとなった。負債額は約1億円。
同社は、1972年(昭和47年)創業、1977年(昭和52年)1月に法人改組された木造建築工事業者。一般個人および住宅メーカー等を顧客に事業を展開し、2022年1月期の年売上高は約1億4400万円だった。
しかし、営業基盤に伸展が見られず、余裕のない資金繰りを余儀なくされるなか、借入金負担もあり業況の回復が見込めないことから、今回の措置となった。