コロナ対策換気システム「せせらぎAQ」　CO2濃度を自動測定して風量調整

パッシブエネルギージャパン（東京都品川区）は、ダクトレス熱交換型換気システム「せせらぎ」のニューバージョンとして、二酸化炭素（CO₂）濃度を自動測定し、表示・換気制御する「せせらぎAQ」「ウイルス除菌フィルター」を発売する。

同社では、新型コロナウイルス対策として換気が重要なポイントとして大きく取り上げられるなか、実際に換気が十分かどうかカギとなるのは室内のCO₂濃度であることを踏まえ、CO₂濃度に連動して換気量を増減させるコロナ対策換気システムとして開発。CO₂センサー内蔵の集中コントローラーが室内の空気中のCO₂濃度を検知し、ファンユニットの風量を自動調整する。空気質が悪い場合は、自動で換気量を増やし、汚れた空気を早めに室外に出し、クリーンな外気を部屋に取り込むが、熱交換換気により、室内の最適で暖かい空気は維持する。

同社では、「熱交換換気を使いたいけれど、ダクトは嫌」というユーザーや設計事務所、工務店に向けた提案を強化している。

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