コボット、自社の木造建築耐震補強のすべてを詰め込んだ総合カタログを発刊

　コボット（大阪市）は、２０余年の実績と木造建築耐震補強のすべてを詰め込んだ総合カタログ「ＴＨＥ ＣＯＢＯＴ ＢＯＯＫ（コボットブック）」を完成させた。

　同社は、三次元耐震補強金物「コボット」を用いた「コボット・ステンブレース・システム」を展開する。四隅に金物本体をセットし、対角線に細いステンレスのブレースを張るもので、個人住宅から公共建築・大型建築まで対応可能。ガラス窓や開口部に使用することで、光も風も通す耐震補強を実現する。

　壁倍率は１８２０ｘ２７３０ｍｍの場合で３．３倍、９１０ｘ２７３０ｍｍの場合で２．７倍。どちらも国土交通大臣認定を取得している。さらに２つのコボット本体を貫通する専用ロングステンレスボトルを使用して設置することで壁倍率５．０倍以上を達成する。

　今回完成した「コボットブック」では、コボット開発ストーリーやコボットシステムの構成、コボットにしかできないこと、隠しワザ、助っ人、施工実績、国土交通大臣認定の試験データについて１６ページ立てで紹介する。

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